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日光東照宮 [日本を旅する。]

では、メインの東照宮へ向かいましょう。


奥に見えるのが石鳥居です。
京都八坂神社、鎌倉八幡宮のものと合わせて日本三大石鳥居と言われているそうです。
江戸時代に建てられた石造りの鳥居としては日本最大とのこと。
ちょっと遠くてすいません。



鳥居を過ぎると、左に見えるのが五重塔です。

ちょっと逆光なので暗めに写っています。

1650年にたてられたがその後消失して、1818年に再建されたもの。
高さは36mで結構大きく、見上げる感じです。
内部は吹き抜けになっていて、中心の柱は鎖でつり下げられ、その最下部は
礎石の穴の中で10センチほど浮いているそうです。
建物が揺れても、重心が変わらず、耐震・耐風を目的として作られているとのこと。
この時代からも、いろいろ工夫されて造られています。

そして、表門を過ぎます。

両脇に、阿吽の仁王像が安置されています。
どこの仁王像も迫力がありますね。
この力強い感じが結構好きだったりします。

東照宮と言えば、かなり有名な神厩舎です。
三猿のあれです。

やっぱり人気で人だかりがすごかったです。


三猿です。
この彫刻は左から右へ、絵本「三猿の物語」になって、猿の一生を描いており、
人間の一生への投影ともなっているとのこと。
この三猿は孔子の教え「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言」のに基づいているとも言われていますが、
実は四猿あって、ひとつはあまりにも子どもには教えられないということで却下されたそうです。
三猿は「見ざる、聞かざる、言わざる」で、もう一つは、「非礼勿動」。
股間を押さえた「しざる」だそうです。
まぁ、するなってことですね。


結婚した猿です。


そして、身ごもり子猿も母親になるというお話です。


それでは、参拝しましょう。
まずは、御水舎で清めましょう。



ここを上がると本殿です。



有名な陽明門です。
国宝なんですね。彫刻が細かく、すばらしいです。


陽明門には、門番の像が飾られています。昔は、ここで門番をしていたのかもしれません。

ここから別料金ですが、せっかくなので奥社までいくことにしました。


ここにあるのは有名な眠り猫です。

眠り猫の真裏には雀彫刻があるそうです。
この記事を書くときに知りました・・・。
猫が起きていれば雀は食われてしまうが、ここでは、猫も居眠りして雀と共存共栄。
平和な時代であることを示しているともいわれている。

では、家康公が眠る宝塔を目指しましょう。

結構、奥まで歩きます。
階段がつらい感じでした・・・。

奥社宝塔です。

ここに、家康公の神柩(遺骸)が納められているとのことで、
建立以来、一度も開けられたことがないそうです。




宝塔の横には、叶杉があって、願いをかなえてくれる杉があります。


ガイドブックなどがあるともっと楽しめたなと後悔。
ぜひ、皆さんが行くときはガイドブック片手に。



日光東照宮



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コメント 5

シゲル

★うっしいさん
nice!ありがとうございます。

★ほりけんさん
nice!ありがとうございます。
by シゲル (2010-05-03 10:33) 

UZ

お疲れ様です。
陽明門を見るだけでも東照宮ヘ行く価値はあります。私も埼玉在住時に何度か行った事がありますから。
by UZ (2010-05-03 15:28) 

cookie

いやぁ〜「しざる」って・・・
勉強になりました^^
by cookie (2010-05-04 14:08) 

シゲル

★UZさん
陽明門の迫力はすごいですね。
あれだけ細かい彫刻などがきれいな状態で残されているのが
ほんとに驚きです。もっとじっくり見てみたいと思いました。
nice!ありがとうございます。

★da-kuraさん
nice!ありがとうございます。

★ナノノさん
nice!ありがとうございます。

★cookieさん
そうらしいです。
テレビでも最近やっていたみたいですね。
昔からの言われって、いろいろあるんですね。
教育上よくないからって、猿を減らすって・・・。
nice!ありがとうございます。
by シゲル (2010-05-04 14:35) 

シゲル

★J3さん
nice!ありがとうございます。

★38410415さん
nice!ありがとうございます。
by シゲル (2010-05-05 11:13) 

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